FAG用調心玉軸受は、2つの軌道を持つ内輪と球面軌道を持つ外輪の間に球面玉を装着した軸受です。 外輪軌道面の曲率中心が軸受中心に一致しているため、自動調心玉と同等の特性を持ちます。 ベアリングにも同様の調心機能があります。 シャフトやハウジングにたわみが生じた場合でも、ベアリングへの負担を増やすことなく自動調整が可能です。 自動調心ころ軸受はラジアル荷重と両方向のアキシアル荷重を負荷することができます。 ラジアル荷重の負荷能力が大きく、重荷重、衝撃荷重のかかる用途に適しています。 内輪にテーパ穴を設けた軸受をそのまま取り付けることができます。 または、アダプタースリーブまたは分解バレルを使用して円筒シャフトに取り付けます。 保持器は鋼板プレス保持器、ポリアミド成形保持器、銅合金削り出し保持器を使用しています。

FAG用調心玉軸受には円筒穴とテーパ穴の2つの構造があります。 保持器は鋼板や合成樹脂などでできており、外輪軌道が球面で自動調心性があるのが特徴で、自動調心玉軸受の芯ずれや軸のたわみによる誤差を吸収できます。 ただし、内輪と外輪の相対傾斜は 3 度を超えてはならず、比較的長い距離にも耐えられます。 ラジアル荷重が大きく、ある程度のアキシアル荷重にも耐えられます。 このタイプの軸受は外輪軌道が球面であるため、自動調心性があります。 シャフトが力によって曲がったり傾いたりしても、内輪の中心線と外輪の中心線の間の相対的な傾きが 1 度から 2.5 度を超えない場合でも、ベアリングは機能します。

自動調心玉軸受の内穴には円筒形と円錐形の 2 種類があります。 円錐形の内穴のテーパは1:1 2または1:30です。 軸受の潤滑性能を高めるため、軸受の外輪には環状の油溝と3つの油穴が加工されています。

FAG用調心玉軸受の製品特性：主にラジアル荷重を負荷し、同時に小さなアキシアル荷重を負荷することができます。 軸（ケーシング）の軸方向の変位をすきま限界内に抑え、自動調心性を持っています。 内外周の相対的な傾きが大きくない状態であれば正常に動作します。 軸受穴の同軸度が厳密に保証できない部品に適しています。

 

自動調心玉軸受の構造形式：ダストカバーとシールリングを備えた自動調心玉軸受には、組立時に適量のグリースが封入されています。 設置前に加熱したり清掃したりしないでください。 使用中に追加の潤滑は必要なく、動作温度に適応する必要があります。 - 30 度から + 120 度まで。 自動調心玉軸受の主な用途：精密機器、低騒音モータ、自動車、二輪車、一般機械などに適しており、機械業界で最も広く使用されている軸受です。

 

 

http://ja.huayuebearing.com/